京都大学・大阪大学・神戸大学経済学部 不合格体験記 前編
こんにちは!
先日2021年度 名古屋大学情報学部自然情報学科の編入学試験に合格した鳥貴士です!
自分は昨年京都大学・大阪大学・神戸大学の経済学部編入試験を受験し、全落ちしました。
大阪大学は筆記試験は通りましたが、面接試験で落ちました。
そこで編入浪人をすることを決意し、大学の勉強やインターンをやりつつ、完全に独学で名古屋大学に合格しました。
今回の記事は京都大学・大阪大学・神戸大学の不合格体験記になります。
有料記事と同じくらいの熱量で書いていますが、無料で最後まで読めます。
あ、でもお金欲しいので参考書のところはアフィリンク貼ってます。
多少おふざけ入ってるのでこれが無料クオリティだと思っておいてください。
想定読者は現在経済学科に在籍しており、3年次編入で京大・阪大・神戸大を受験しようと考えている学生です。
他の学科の方でも参考になりそうな部分があれば適宜つまみ食いしてください。
馬鹿みたいに長くなったので、記事を前編と後編に分割します。
というか余計なこと書きまくってたせいですね。
後編は明日書きます。
まず初めになぜ落ちたのかをまとめると
- 京都大学:種本をやらなかった, マクロの細部の詰めが甘かった, ソローモデルの理解が浅かった
- 大阪大学, 神戸大学:実力を過大に見積もっていたためスケジューリングが甘く、京都大学対策に時間を使いすぎて2校特有の対策がおろそかになった
- 共通要因:遊びすぎ、過去問で解いた年数が少なすぎ
不合格体験記って書くの恥ずかしいですね。
なぜ不合格体験記が役に立つのか?
不合格体験記、合格体験記はそれぞれ単体よりも組み合わせることで
- 不合格者でもこの程度は勉強しているので、合格者の水準は少なくともこれ以上であることがわかる
- 合格者と不合格者は何が違うのかを考えることができる
といった効果があります。
参考にして欲しい部分やして欲しくない部分は個人的にありますが、書いてて惨めになるので書きません。
各自取捨選択してください。
京都大学・大阪大学・神戸大学の編入試験に役に立つ情報を発信している合格者の方は
京都大学経済学部
大阪大学経済学部
神戸大学経済学部
もしご迷惑でしたら一報ください、削除致します。
目次
- 編入を志望した経緯と時期
- 当初の戦略
- 用いた参考書・問題集と勉強法(共通)
- 英語
- TOEIC
- TOEFL
- ミクロ経済学
- マクロ経済学
- 英語
- 実際のスケジュール
- 神戸大学経済学部対策
- 概要
- TOEIC
- 経済学
- 経済数学
- 大阪大学経済学部対策
- 概要
- 英語
- ミクロ経済学
- マクロ経済学
- 経済史
- 統計学
- 京都大学経済学部対策
- 概要
- TOEFL iBT
- ミクロ経済学
- マクロ経済学
- 受験体験記・講評(未執筆)
- 得点開示
編入を志望した経緯と時期
隙があったので自分語りします。
自分は意識は多少高いけど特段優れた能力もないし異様に高いモチベーションもない学生です。
あーでも阪大は筆記通ったし?平均的な学生より優れているかも?
とりあえず中受あたりからさかのぼります。
近所の中学の名前が気にくわなかったので、日能研偏差値50~60あたりの私立中学を受験をし補欠合格、運よく入学。
1年の冬にAVAという糞ゲー神FPSゲーにハマって成績は急下降、陰惨な中学時代を送る。
付属の高校に進学し、理系コースを選択するもネトゲ中毒は治らず授業は寝まくり。遅刻常習犯。
寝すぎて授業についていけず文転を余儀なくされる。
センターは爆死。編入に関係ありそうな科目だけ朧気な記憶を頼りに書いておくと
- 英語: 173(リス: 32)
- 国語: 143
- 数学1A: 71
- 数学2B: 63
- 世界史: 89
5教科7科目の合計が696。
慶応に滑り、理科大に滑り、横市に滑り、法政で滑りどまったところに明治大学政治経済学部経済学科の補欠合格のお知らせが届き欣喜雀躍。入学をキメる。
これと同時期、高校時代にカナダへ1年留学に行っていた友人が良い大学に受かり、英語もペラペラで羨ましかったので、大学では絶対留学したいと思った。
入学直後にTOEIC IPが大学で実施され、リーディング380, リスニング315の計695だった。
学年平均が530とかだったので、俺英語できるんじゃね?とウキウキで交換留学に行く決意を強める。
またこの時期に、立ち読みした本で見たWantedlyをインストールし、エンジニア就職に興味もあったのでWebエンジニアのインターンを開始。
入学して1カ月経った頃に編入学試験の存在を知り、京大・阪大・神戸大などが3年次で編入学試験をやっていることがわかる。
授業で使っていたテキスト、入手した定期試験の過去問と上記大学の過去問を見比べ、いけるんじゃね?と錯覚。
京阪あたりに受かれば同期の中で最も高学歴になるからという邪な意識で受験を決意する。
後々はもっと計量経済学や金融を学びたい!と受験目的もロンダリングされるがそれは割愛。
当初の戦略
上の赤文字は大学前半でやりたいことでした。
そこでこれらと両立させつつ編入試験に受かるような戦略を立てる必要がありました。
そこで編入を決意したときに立てた大雑把な戦略は
大学1年5月~2月: バイト代わりにインターン。英語と数学と経済学の土台をつくる。
大学2年: まるっと1年交換留学。一時帰国して試験を受ける。
というものでした。
具体的な編入学試験対策については
1年次
- ミクロ経済学・マクロ経済学・経済史・統計学・経済数学(解析, 線形代数):S評価を取れるぐらいにしっかり勉強し、来年の受験勉強に耐えうる下地を作る
- 英語:行きたい留学先に行くための基準点であるTOEIC765点を取る、TOEFLを受験しレベル感を掴む
高校時代は授業をおろそかにしてため文転を余儀なくされたので、大学の授業はしっかり受けようと思っていました。
2年次
- ミクロ経済学・マクロ経済学:留学先での勉強と並行しながら受験勉強をする
- 経済史・統計学・経済数学:直前に詰め込む
- 英語:留学してれば勝手に点あがるやろw
といった計画を立てました。
完全にこの計画通りとは行きませんでした(落ちてるので)が、この計画を意識しながら行動していました。
そのため予備校には行かなかったというより行けなかったです。
まぁ元から独学のつもりでしたが。
予備校代の代わりに留学代にお金が消えました。
といっても税金と大学の奨学金で大半がカバーできたので、正味ではそこまでお金かかってないかも。
税金でする編入対策は楽しい!
これは落ちた個人の感想ですが、編入予備校より汎用性の高い経験にお金を使ったと思っています。
決して予備校をdisっているわけではないです。
全落ちした場合の想定もしており、優先度順で
- プランA: 学部3年で休学しワーホリに行きつつ編入浪人としてリトライ
- プランB: 1回全落ちしたら編入は諦める
- プランC: 明治に通い就活もしつつリトライする
- プランD: 休学して編入の勉強だけやってリトライする
- プランE: 明治に通い、もう一度交換留学に行って就活する
といったプランを立てていました。
(経済編入は落ちましたが)受験した時のテストの手ごたえとコロナを鑑みて、結果的にプランCを選択することになりましたね。
用いた参考書・問題集と勉強法(共通)
英語
英語の勉強法は大学受験経験者ならなんとなくわかっていると思います。
というか3年次編入って一般受験した人ぐらいしか興味持たないのでは?
とりあえず英語に限らず語学は単語ゲーなので単語を詰め込みましょう。
大学受験レベルの単語帳としては、自分はターゲットとリンガメタリカをやりこんでいました。
高校レベルの英語が不安な人は大学受験用の参考書とかネットで調べれば出ると思うので、それを参考にしてください。
肌感センター8割ぐらいをコンスタントに出せる英語力があればTOEICとかTOEFLに進んでも大丈夫でしょう。
自分のケースでは、TOEICとかTOEFL対策法は「留学・海外旅行に行く」とかなので参考になりにくいと思います。
ただ「留学に行く」は非常に有効なスコアアップ戦略だと思います。マネーイズパワー。
TOEIC
入学時のTOEIC IPは無対策でした。
多くの大学に留学にいけるラインが700点であと5点、行きたい交換留学先は765点が最低ラインだったので、765点を目標に勉強しました。
ただインターンと大学の両立は思ったより大変で、碌な対策はできていません。
そして行きたい交換留学先のために必要な765点も取れてません。草です。
個人的によかった問題集はコレです。
公式TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編
試験一週間前に半分くらい問題を解いて音読をした結果、リスニングが60点上がりました。
TOEICの対策はこれだけです。
TOEFL
TOEFL対策で使った本たちです。
スピーキング対策は留学と通話だけです。
リーディング、リスニング、ライティングは対策しました。
TOEFL TEST必修英単語2500
大学1年次から使っていました。
単語選定が秀逸で、大学受験の単語をそれなりに身に着けている人が用いる単語帳として最適です。
ターゲットレベルの人が見たら少し難しめ、リンガメタリカレベルの人が見たら程よい難易度という印象を持つと思います。
単語選定の基準については本に記載があります。
寝る前に音読したりしなかったり、やったりさぼったりしていました。
単語の勉強方法は大学受験の時と何ら変わりはありませんね。
The Official Guide to the Toefl Test (英語) ペーパーバック
大学の先生のおすすめにより英語版を買いました。
かなり分厚いですが、英語の本を読んだことがないという人は、この説明文で長い英文を読むための体力をつけましょう。
入試長文とはまた違った疲れ方をします。
TOEFL自体が外国語学習者向けの試験なので、公式ガイドブックの英語は比較的平易な単語を用いて書かれています。
一般入試経験者が読むレベルとしてはちょうどよいと思います。
練習問題は紙ベースのものしかありません。
それを解いて解説を読み、なぜ間違えたのか、どうすれば正解できたのかを考えて解きなおした上で次に進みましょう。
模試の勉強の仕方も同様ですが、こちらはディスクに収録されておりPCを使って試験を体験することができます。
このパートは実力試しだから他の本で勉強してから解かないと…とかケチケチせずに一通り解いてください。
過去問のストックは次に紹介する中国TPOにたくさんありますので。
威学一百(中国TPO)
http://t.weixue100.com/toefl/read/index
中国のTOEFL対策のサイトです。
うぇいしゅえいーばいドットコム。
アメリカの大学院に受かった中国人のかわいい爆美女な元カノに教えてもらいました。(今もTwitterめっちゃ監視されてるので迂闊なこと書けない…)
高学歴の中国人は自国の大学院よりも海外大学院に留学する傾向があり、それに伴ってTOEFL対策や海外大学院入試対策も盛んらしいです。
このサイトはTOEFLで実際に出題された問題のストックがいっぱいあります。
ユーザー登録をしなくても問題を解くことができますが、ユーザー登録をすると回答の分布やユーザー同士の議論が見られます。
ユーザー登録はした方が良いです。
おすすめは新TPOとZTPOです。
新TPOは最新の形式の問題集で、ZTPOは昨年8月以前の今よりちょっと試験時間の長いバージョンです。
使い方については書きません。
中国語全く読めない人はGoogle翻訳使ってください。
中国TPOで問題を解くときに中国語が支障になることはないです。
こちらについては2020年に使っていたので、実際のスケジュールのところには登場しませんがおすすめです。
Writing for the TOEFL iBT: With Online, 6th Edition (Barron’s Test Prep) (英語) ペーパーバック
この本には過去に出題されたライティングの題材をはじめ、トレーニングに使えるトピックがたくさん載っています。
ライティングの基礎力を上げたいなら一番いい問題集だと思います。
2週間ぐらいかけてぼちぼちやった結果、ライティングの14点が23点になりました。
ただ留学前と留学+バックパッカー生活の後での比較なので、そこは差し引いて考える必要はありますが。
先日無対策で受けたらライティングが20点だったので、20点ぐらいから23点に引き上げる程度の効果があったという感じでしょうか。
勉強法は実際の試験と同じ時間設定でPCでひたすら書き、採点基準や紹介されていた技術が使えていたかなどを意識しながら採点します。
経済学
試験対応 新・らくらくミクロ・マクロ経済学入門計算問題編
らくらくシリーズではカバーできなかった範囲を計算編はカバーしてくれています。
一通り終わった後もう一段階レベルをあげるためにやりましょう。
なぜからくらくシリーズはamazonだとバカ高いので、本屋とかメルカリとかで探すことをお勧めします。
自分は1カ月かかりましたがらくらくシリーズをきちんとやっていれば、1週間ちょっとで終わると思います。
ミクロ経済学
経済学科の学生を対象読者としているのは、授業によって経済学の基礎力を作ったからです。
経済学科でない人は、神取ミクロを通読した後神取ミクロを見ながら、らくらくミクロ+計算編を解くとよいと思います。
授業
ミクロ経済学については予備知識も何もなかったので、授業で絶対にS評価を取るぞ取るぞ取るぞという感じで受けていました。
一番前に座っている意識高め連中のグループでしたね。
ただ先生の声は程よい子守唄のようで、大教室で二酸化炭素が濃いこともあってほぼ毎回うとうとしていました。
定期テストは友人のツテを辿って過去問を数年分みっちりやり込みました。
評定はSだったので良かったです。
大学の定期テストの問題がきちんと解ければ、編入試験の問題でも既習範囲なら解けるようになります。
神戸大学の経済は到達度を測るベンチマークとしてちょうどよい難易度だと思います。落ちましたが(もうくどいので以降は書きません)。
試験対応 新・らくらくミクロ経済学入門 第2版
授業と並行して定期テスト対策として使うのも良いし、授業の復習として使うのも良いと思います。
しかしこれは公務員試験対策のテクニック本のような性格を帯びているので、これ一冊だけで過去問に挑むのはあまりおすすめしないです。
問題数はそこそこありますが一問当たりの負荷は小さいので、授業の復習の際に1週間で2周するなど、短期集中で一気に片づけてしまうことをおすすめします。
神取ミクロ(ミクロ経済学の力)
めっちゃ面白いので経済学に関心があるなら、編入の如何に関わらず買って読んで欲しい本です。
自分はこれでミクロ経済学が好きになりました。
理論の説明が平易でとにかく理解しやすい上に、その理論が現実でどのように応用されているのかが図表を用いて紹介されています。
網羅性も高いので、これ一冊をきちんと理解・習得することで過去問とも十分やり合えると思います。
終章はどの大学の試験範囲内でもないので、飛ばしても問題ないです。
ミクロ経済学の技
上記神取ミクロの問題集です。
らくらくミクロ+計算編をやった後であればちょうどいい負荷になると思います。
C問題は難易度が高い上、編入学試験と傾向が違ったので飛ばしました。
これを一通り解いた後過去問に移行しました。
マクロ経済学
経済学科でない人がマクロ経済学を独学で勉強するのは少し大変かもしれません。
翻訳書は好きではないのですが、定番の教科書としてマンキューマクロがよく挙げられますね。
読んでないのでコメントは控えておきます。
「マクロ経済学 独学」あたりで調べると学部1年のマクロレベルの勉強で役に立つ記事がいろいろあると思います。
授業
上に同じ
試験対応 新・らくらくマクロ経済学入門 第2版
らくらくミクロに同じ
二神マクロ(マクロ経済学)
らくらくマクロと計算編はソローモデルをカバーしていないので購入しました。
難易度は授業をきちんと受けて(マンキューをやって?)らくらくマクロと計算編を一通り解いた後ならちょうどよいと思います。
内生的成長理論は少し難しいかも。
本文を読んで理解した上で、演習問題を解きました。
回答はあることにはあります。
しかし不親切なので、色々なところを参考にしました。
16章, 17章はどの大学の試験範囲内でもないので、飛ばしても問題ないです。
実際のスケジュール
2018年4月(大学1年)
入学前TOEICで695点(R:380, L :315)
留学を決意
7月のTOEIC受験を申込む
2018年5月
編入を決意
8月のTOEFL受験を申し込む
エンジニアインターン開始
2018年6月
インターンを頑張る
2018年7月
TOEIC1週間前あたりから対策のコストパフォーマンスを考えてリスニングを強化することにした。
リーディングは授業で上がってるんじゃねという甘い見通しで何もしなかった。
定期テストと時期を被らせていたのであまり時間を割けなかった。
TOEIC 公開テストで745点(R: 370, L:375)
これ以上TOEICを受けるのがめんどくさくなり、第1志望もやりたいことから少し遠いことに気づいたので目標修正が頭に浮かぶ。
2018年8月
TOEFLを御茶ノ水ソラシティで初受験。
スコアは55点(R: 19, L: 10, S: 12, W: 14)で結構ショックだった。
一応一学期間TOEFL対策の授業取ってたし60ぐらいは行くんじゃないかなーとか思っていたが甘かった。
TOEFLが軽くトラウマになる。
対策の仕方もよくわからなかったので、留学行って自然に伸びることを期待するのは割と合理的かもしれないと思った。
夏休みは旅行行ったりインターン行ったりオフ会やったりサークルの合宿に行ったりと楽しく過ごした。
旅行は京大と阪大の下見も兼ねていた。
勉強時間は0分。
2018年9月
大学の成績が出た。
ミクロ経済学の成績がSで安心したが、他の興味の薄かった一般教養がGPAを押し下げた。
GPAは2.74とかだったはず。
2018年10月
留学先を国立台湾大学に決める。
- 自分が募集の基準を満たしている
- 2月から1年行ける
- 学びたいことが学べる
- 2外が中国語
- 安い
- 近い(編入試験を受ける際に帰ってきやすい)
こんな理由でした。
2019年2月
時は飛んで2月。
授業の始まる10日ぐらい前に台湾入りしました。
留学行く前に一通り過去問は仕入れておきました。
京大は5年分、阪大は7年分、神戸大は3年分です。
ここらへんはメルカリより編入予備校のものを選んだ方がいいです。
ただ某予備校の過去問を手に入れる「権利」だけで5000円というのは不快でした。
過去問を手に入れるには、「権利代」に加え、ぼったくりレベルのコピー代を支払わなければなりません。
コピーはこっちでやるんでpdfで寄越してください。
台湾での授業が始まる前10日ぐらいで、らくらくミクロ・マクロ経済学を一通り片づけました。
編入にはほとんど関係ありませんが、このあたりの話は
に載ってます。
2019年3月
5月あたりにでもTOEICを受けるかーということで申込み。
留学の成果出てくれるといいなーという完全に環境任せの態度でした。
不慣れな英語で授業についていくのでいっぱいいっぱいで、らくらくの計算編を終わらせるのに1カ月かかりました。
英語のパブリックスピーキングサークルに入りました。
また留学先でFreshman Englishを取っていましたが、あまりTOEICの成績向上に効果があったとは思えませんでした。
英語の授業より英語での授業や日常会話の方が英語力上がりますね。
2019年5月
TOEIC 公開テストで775点(内訳は忘れましたが両方上がっていたと思います)
8月のTOEFLを申込みました。
2019年6月
期末テストが終わり、友人が日本に遊びに来るということで帰国。
観光ド定番コースのお台場巡りは楽しかった。
2019年7月
英会話力を下げないようにするためだと言い訳をして、奨学金を担保に親から20万円ほど金を借り、7月頭から8月頭にかけてカンボジアとタイ旅行へ。
ロケットランチャー撃つの気持ちよかったです。奇声上げました。
編入とは何も関係ありませんが、このあたりの話は
に載ってます。
そろそろTOEFLやばいなーと思ってバロンズのTOEFL Writingの問題集をバンコクの紀伊国屋で購入。
タイ旅行の終盤は、昼はTOEFLの勉強、夜はあちこちで遊んでました。
結構楽しかったですが編入とかTOEFLとか諸々舐めすぎですね。
そりゃ落ちるわな。
でも楽しかったのでやっぱOKです!!!!!
誰か一緒にタイ行きませんか。
2019年8月
奨学金をもらうための実績を作るために台湾に立ち寄り、サークルのメンバーと遊ぶ。
台湾のズグロミゾゴイくん可愛すぎませんか。
その後日本へ帰国。
TOEFLが迫っているのでOfficial Guideを解くと、RとLで8割ぐらい出来ていたので慢心しサボる
TOEFL iBTで85点(R: 23, L:23, S: 16, W: 23)
スピーキングはあんまりよくならなかったが、他は目論見通りいい感じにスコアが上がってて嬉しかった。
昨年の合格者と同程度の水準だったので俄かにやる気と編入試験への危機感が募る。
二神マクロを購入し、8月の中盤後半で一通り演習問題まで解いた。
ここで単位認定について、申請通りいけば56単位になるが、ならなかった場合56未満になり京大に出願できなくなることが判明。
教務に相談し嘆願書を提出した。
後に申請通り56単位が認定されており安堵した。
今年も夏休みに大阪大学のデータ科学特論やオフ会に行っていたがその話は割愛。
2019年9月
志望理由書や提出書類を諸々揃え、親に書類提出マニュアルをつくって提出を依頼した。
そろそろミクロも仕上げていかないとまずいので神取ミクロに一通り目を通し、1章ずつ演習問題を解いていくも一向に進まず。
そうこうしているうちに大学の勉強がしんどくなってくる。
前学期ちょっと成績が良かったからって大学院科目入れまくった俺がアホだった。
編入試験対策のスケジュールに陰りが見える。
2019年10月
10月頭で神取ミクロを一通り片づけ、京大の過去問をひたすら解いていた。
並行してサピエンティア経済数学をやっていた。
京大の過去問は手ごたえとしては悪くなく、このまま頑張ればワンチャンいけるんとちゃいます?みたいな感じだった。
サピエンティア経済数学はチマチマ進めていたため終わったのが10月末になった。
ちなみに試験は11月頭である。アホか。
2019年11月
入試直前。大学を2週間サボることにした。
ちなみにこのため中国語の単位が危うくなる。
11月1日時点での各大学の対策状況について。
神戸大学対策の状況は
- ミクロ・マクロ:京大の下位互換みたいな問題なので解ける
- 経済数学:証明とかキモい問題出ない限り耐えるんじゃね(耐えません)
肌感、今受けてもワンチャン受かるかもしれんわー(受かりません)という感じ
大阪大学対策の状況は
- 英語:TOEFL85で留学行ってる俺が負けるわけがない
- ミクロ・マクロ:なんも解いてないけど見た感じ京大と似てるしなんとかなるやろ
- 経済史・統計学:進捗ありません、ガチ0、正直まずい
京都大学対策の状況は
- ミクロ・マクロ:ソローモデルとか微妙に怪しいけど一通りは解けるし、他はバッチリ対策したし、TOEFLも耐えてる点数だし実力出せれば通りそう(通りません)。
まぁきっとこの時の自信は
的な感じだったんでしょうね。
そろそろ1万字行きそうなので一旦ここで切り上げます。