ベトジェットエアで予約した苗字と名前が逆なことに空港で気づいた時の対処法

急ぎの人向けに結論だけ

チケットを再購入する方法が最も確実ではある。
ただトランジット先の国によっては十分入国後に修正する方法を試す価値はある。

自分の場合は関空のチェックインカウンターで10分程度待ち、今回乗る便のみ氏名を修正してもらえた。

ベトジェットエア側の対応時間や担当スタッフの裁量次第。
他の空港やこの記事の読者が修正可能かまでは保証できない。

トランジットなど乗り継ぎ便のチケットに関しては、トランジット地点で入国してからチェックインカウンターで修正する必要がある。

トランジット地点で入国が可能かは要確認。
ノービザで一時的に滞在できるベトナムでは問題なかったが、状況や条件によって入国を拒否される可能性はゼロではない。

トランジット地点で入国できたら国際線のチェックインカウンターに行き、600~1000円(10万ドン)程度の費用を払ってオペレーターに氏名を直してもらえば問題ない。

関西国際空港の国際線ターミナルにて

時刻は朝の7時半。
飛行機の出発時刻は9時半。

空港ラウンジへの期待に胸を膨らませて早めに到着。

台風はギリギリで回避。
ツいてるなあああ。

さあ抑えておいた航空券にいざチェックイン…しようとしたら、チェックインカウンターで衝撃の事実が発覚!

  • ベトジェットエアの公式サイトで予約していたチケットの姓と名が逆であること。
  • 最悪の場合入国が拒否されること

を告げられてしまう…。

電話対応はコロナ対策で休業中、メールの場合でも返事に3日から5日かかってしまい、すぐにメール対応してもらうのも不可能。

え、これ旅行前から死亡フラグ回収してる…?

関空チェックインカウンター

午前8時に関西国際空港国際線ベトジェットエアのチェックインカウンターでまさかの姓名が逆転していることを告げられた我々。

自分たちが乗る飛行機はベトジェットエアの

  • 関空9時半発・ホーチミン13時着(VJ829便)
  • ホーチミン17時15分発・バンコク18時45分着(VJ805便)

スタッフにどうにか氏名を修正できないか聞くと、

  1. 1つ目の関空発のものだけは修正が可能。
  2. ただ関空では、トランジットの後の便は修正ができないので一旦入国してチェックインカウンターに行き氏名を修正する必要がある。
  3. 入国を確約できないことを受け入れるなら搭乗は可能

と言われた。

入国拒否されたらそれはそれで面白い。

同じようなミスをした日本人は多そうなのに、そこまで炎上していない。

それならワンチャンなんとかなるのでは?

とリスクを取って出国することにした。

10分ほど待っていると氏名の修正が完了。

機内に持ち込めなそうな荷物をローソンで郵送した後出国ゲートへ。

手荷物検査と身体検査を終えて軽食を食べながら20分ほど待った後、飛行機に乗り込んだ。

機内食は結構美味しかった。
普通におすすめ。

入国拒否に戦々恐々としていたのも束の間、6時間のフライトの大半は寝て過ごしていた。

予定時刻より15分ほど早くトランジット地点であるタンソンニャット国際空港に到着。

空港行きのシャトルバスに乗り入国ゲートに向かった。

タンソンニャット国際空港(ホーチミン)

氏名修正のためにも、この入国ゲートを通過できなかったらバンコクでの入国拒否は必至…。
しかしトランジットまでの時間は4時間しかなく許可が降りるかどうか…。

そんなことを考えつつ入国審査官の質問に答えていると、無事に入国が許可された。

入国ゲートを出た後は速攻で出国ゲートにあるベトジェットエアの受付窓口に行き、氏名の修正を願い出た。

氏名の変更は1人あたり100,000ドン(1254円)でやってくれるそうなので、やむなく支払い修正が完了。

これで安心して市内観光ができる…。

なお帰りの便の方の氏名は適切に設定されていたので、ベトジェットのシステムが悪いというよりは自分のミスだったのかもしれない。

いずれにせよサイトは微妙なUXだったが。

とりあえず全てのチケットの氏名が適切に設定されていることが確認できたので、この後はなんの問題もなかった。

ポイント

ベトジェットエアのチケットの苗字と名前が逆になっていても、乗る便についてはチェックインカウンターで修正してもらえる。

スタッフからは「入国ができるかは保証できない」と言われるだろうけれども、文字通り保証できないだけ。
先人の築いた日本のパスポートの力を信じて入国審査官に事情を説明したらなんとかなることはある。

ただ今回はトランジットがタンソンニャットとベトナムのホーチミンにある空港だったので、ベトジェットエアの修正が容易だったのかもしれない。

他の地点でもうまく行くかは一か八かである。