カンボジア突貫旅行1日目 旅行の準備と乗り継ぎ

今日は出国日なので13時に起床(?)
とりあえず昼飯を食ってゴロゴロ。

留学前に入った保険が使えるかを電話で確認し、ゴロゴロ。
東京海上日動の旅行保険だったが、1年間契約していることと、特約によって一時帰国と言う扱いで保険がきくらしいので一安心。

そこからぼちぼちとバックパッカー 荷物などと検索し適当に物を詰めていく。

そしてある重大なことに気づく….

帰国してすぐに、俺はiPhone XRに機種変更をしたのだが、糞フトバンクは101日が経過するまでsimロック解除をすることができないという有害な制度があることをすっかり失念していた。

待てよ、101日ってそりゃ台湾でも使えないじゃねーか

文句を垂れても糞の役にも立たないので頭を使おう。

ここでは選択肢は3つある。

1つ目はファクトリーアンロックをやってくれる業者に依頼すること。
2つ目はsim下駄を履かせること。
3つ目はsimロック解除済みのモバイルルータを買うこと。

1つ目は時間がかかり過ぎてしまう、却下。
2つ目は使えたら楽だが使えなかった時の損害が許容できないほど大きい、保留。
3つ目は一番現実的だ。

wifiルータの値段を調べると新品で一万ぐらいするらしい。アホくさ。

ただ中古だと3000円あたりからsimフリーのものが入手できる
これは秋葉原に行くしかない….!

出発時間を16時半に変更。大急ぎでバックパックを準備し、親に頼んで車を出してもらった。
準備にもたつき出発は結局16:45に。

これは時間がまずいか
親からはどうしていつもこうなんだと悪態をつかれた。
治らないんだよ仕方ないだろ(結局大体なんとかなるので直す気がない)

秋葉原に到着

ほぼ予定通りの時刻に着いたものの、成田まで車で行ってもらうには時間がなさそうだった。
そこでありがたいことに、親がこれで京成スカイライナーに乗れと15000円をくれた。

ロケラン撃つのには使うなと釘を刺されたが、金は金だし余剰分は銀行に預けてしまって確認する術もない。
仕方がないので心の中でそれを尊重することにした。

時間の余裕があまりない中、イオシスやあきばお~を探索。

あきばお~にてsim下駄を発見するも、iOS10,11のみと書いてあった。

わざわざ対象外のものを買って損害を受けるのは避けたいので中古ルータを探すことにした。

近くの適当なじゃんぱらに入ってルータを探すも見当たらず。
店員に聞くと本店と5号店ならあるとのこと。
品揃えの良さそうなじゃんぱら本店に向かった。

ちょうどよく、3000円ほどの中古simフリーモバイルルータを発見。

付属品はあってないようなものだったので本体のみを購入。
ただここでmicro USBUSBの挿せるケーブルが必要になったので、時間があれば買おうと決めていたモバイルバッテリーを探した。

あきばお~に戻り、15000mAh2000円のモバイルバッテリーを購入。
必要だったケーブルは同梱されていたのでよかった。

髭剃りとラムネ菓子を買おうと思ったが時間がなさそうなので空港で買うことにした。

6時に秋葉原を出て日暮里へ。
なんとか624分発の京成スカイライナーのチケットを抑えられた。2470円、高いよー。
あとこれ乗れなかったら完全に詰んでたわ。

暇つぶし3点セットを取り出しやすい位置に移し替えた。

これが暇つぶし3点セットだ。

モバイルバッテリーは、最強の暇つぶしセットのスマホとwifiルータが死んだ時のために。
真ん中のプロ倫は1冊と軽量で、なおかつ長時間の暇にも耐えうる上、睡眠導入剤に良いと言う理由だ。

15分ほど待つと電車が来た。

成田空港第二ターミナルへ到着

日暮里駅から大体40分程度で空港第2ビル駅へ到着。
知り合いの教授は40年ほど前にここで「バイト」をしていた話を思い出す。

電車を降りて改札を突破しセブンイレブンへ。

外国人に人気のキットカットを購入。髭剃りは売っていなかった。
少し歩いたところにある空港地下1階のセブンイレブンでは売っていたので髭剃り、そしてウェットティッシュを購入
おまけにブラックサンダーも2つ買った。

ブラックサンダーとキットカットが人気だったという情報はまたもQuoraで知った。
正しいかはともかく間違っていても損はそこまで大きくないだろう。
俺はQuoraの回し者ではありません。

ラムネは結局買わなかった。

時間がないので、速攻でエアアジアのカウンターへ向かう。
ゾーンNにあるらしいが見当たらない。

informationに話を聞くと、自動ドアの先にあるらしい。
そんなの聞かなきゃわからんだろ…

カウンターに到着

時刻を見ると19:25。
うーん、晩飯食ってる時間はなさそうかなあ。
そんな悠長なことを考えながらスタッフの質問に答えていると、なんか雲行きが怪しい

手持ちの金は500円と1500台湾ドル、帰国予定日は決めておらず帰りのチケットも取っていない。
うーむ、これは天下の日本国パスポートでも怪しまれるのか。

スタッフが他のスタッフに何かを確認しに行っている間に荷物を計量。
7.3キロこれはまずい、超過料金は払いたくない

さっき買ったバッテリーをポケットに移し替えると…

ぴったり7kg!!!!あぶねーーー

10分ほど待たされ、スタッフが戻ってきた。

カンボジアのビザ申請には顔写真が必要だから空港内で撮っていけビザはカード決済で払えるが、30ドル成田で引き出せという。
証明写真代より追加料金の2ドルの方が安いし、カード決済できるなら糞レート掴まされる空港の両替所で金を引き出す理由がない。スルー。
ただここでマネパカードを作っておけばよかったと後悔した。

そして出国日を決めないとカンボジアに入国できないとのたまう。ほんまかいな。

それなら仕方ないということで一番安い15日~~~プノンペン発から~~~バンコク着の航空券を8478円で購入。
バンコク話は今回の旅行の目的ではないので省略する予定。

visaデビットのトラブルもあって時刻は19:45
晩飯完全に食えないわこれ。

チケットを受け取って、大急ぎでセキュリティチェックに向かった。

セキュリティチェックを突破

搭乗ゲートに大急ぎで向かうときその途中で予め金を引き出しておけという話を思い出した。
空港の糞レートも、もしカードが使えなかった場合のリスクプレミアムとして見れば安いものかもしれない。

思い直してセキュリティエリア内の千葉銀行へ。
近くに寄ってみてみると、何やら書類を書かないといけないらしい。

うーん、そんな時間はない。

俺はそのまま搭乗ゲートに向かうことにした。
boarding time3分前。この調子で行けば間に合うだろうが、機内での空腹は必至。なんとかして胃に何かぶち込んで行きたいところだ
エアアジアの登場締め切りを検索。

離陸20分前までに着けば乗れるらしい。
なーんだ問題ないじゃん。

近くにあったfasolaでホットドッグを購入。3分ほど待つと呼び鈴が鳴り、2分で胃に叩き込んだ。

走って登場ゲートに向かうと….閉まってる!?人誰もいないあれ?俺詰んだ?
チケットを確認するとゲート97、今見ていたのはゲート99、オーバーランだ。

引き返してゲート97に向かう。
ゲート前に機長らしき白人がゲートの中に立っていた。

話を聞くにゲートはまだ開いてないらしい。

よかった!!!詰んでなかったよ!!!

5分ほど待つとゲートが開いた。
後方から優先して入れるらしい。
シートの位置とか知らないので、とりあえず並んでからチケットを確認。

48列目は後ろの方みたいだ。

チケットとパスポートを確認して、いざ機内へ。

自分の席に行くと誰だこのババア?
「What’s your seat number?」
と聞くとババアは中央部真ん中の席の番号を答えた。

菩薩のように優しく指摘してあげると、ババアはしぶしぶ移動した。

この旅行での暇つぶしコンテンツその1「プロ倫」こと「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」、そしてIQ3になった時のためにイヤホンを取り出し、収容棚にバックパックを押し込んだ。

離陸

飛行機が飛び発つとすぐに消灯された。
これじゃ本を読む気にもならないので、音楽を聴きながらうとうとしていた。

うとうとしていたはいたが完全には眠れなかった。エコノミーだと首や腰が凝り固まってくるので定期的に動かさざるを得ないからだ。

そして理由はもう一つ、不快な現実に徹底的に抗戦する、誇り高き若者、赤ちゃんだ。

赤ちゃんは泣くのが仕事だ。
そしてその3人のプロレタリアートは、己の欲望を主張する職業を通じて、安らかな眠りを求めるブルジョワの豚共にゲリラ的かつ暴力的な革命を仕掛けていた。

受け入れられない結末に抗っている間、人は若者である。

そんなことを便所の落書きの下書きに保存し、音楽をかけながら1時間ほど寝た。

あとの時間は音楽を聴きながらぼーっとしたり思索に耽ったりしていた。
そうして意識と無意識の海溝に落ち込んでいるうちに、日を跨いでいた。