カンボジア突貫旅行2日目 乗り継ぎを終えカンボジアに入国

ドンムアン空港到着

現地時間110分頃にバンコクのドンムアン空港に到着。座席が後ろの方なので素早く出ても列が詰まって前に進めない。

5分ほど待つと列が動いた。
そこから飛行機を後にし乗り換え組はtransitエリアへ向かう。

エアアジアのとscootと、あともう一つゲートがあったが、人がいたのはエアアジアのゲートのところだけだった。

そこから再度荷物検査。不愛想な女性職員に命の次に大切な荷物を渡す。

金属探知機を通り抜けると、引っかかった荷物を回収する箱が見えた。
入っている物としては、はさみが多かったように思う。
行きの際に引っかからなかったのだろうか。

transit向けのセキュリティチェックを通過すると、セキュリティエリアが見えてきた。

謎の宗教施設のような物体

腹ごしらえ

とにかく眠い、そして腹が減った。

まずは腹ごしらえが優先だ。
セキュリティエリア内の探索を始めた。

今いる地点の付近に休憩ラウンジのようなものがあった。

こちらは一泊700パーツで

こちらは一泊630パーツだそうだ。

空港のwifiに繋ぎ100バーツのレートを調べると350円ぐらい。
台湾ドルと同じと考えて良さそうだ。

とすると値段は2400円と2160円ぐらいか。
うーむ、高い、一旦パスで。

近くにカフェを発見。
雰囲気は結構良さそうだ。
しかも24時間営業らしい。
他にうまそうなタイ料理が見あたらなかったらここで食べることにしよう。

マクドナルドを発見。
ポーズが日本のと違うぞ。

カフェを通り過ぎると階段が見えてきた。
今いるフロアはおそらく2階なのだろう。
2階の散策を優先したいので一旦スルー。

ひたすら直進したが、搭乗口しか見当たらない。
どうやら2階の出国ゲート側には1つのレストランもないようだ。

給水機で水を飲んだ後、引き返して階段を下った。
下の階にも売店があった

深夜でも案外やっているもんだなあ。
うろうろ歩き回ってるとうまそうな料理を発見。

175バーツならまぁ耐えているだろう。
銭勘定をしている店員に話しかけ、Visaデビットカードで払った。

5分ほど待つと料理が出てきた。

うーん??あれ??写真と全然違くないか???

まぁでも味は良さそうだし食べてみる。

……パクチーだ。

俺はパクチーが苦手で、あれを食べていると雑草を食っている気分になる。

ただパクチーを除けばまぁまぁうまい。
麺がカップヌードルみたいなん?これもしかしてカップ麺か

まぁうまけりゃなんでもいいや。

10分ぐらいで完食。
店を出て近くをうろうろしているとまだ飲んだことのないジュースを発見した。

店員に買えるかどうか聞いてみると200バーツ以下の支払いの場合は現金でしか払えないらしい。
ここでバーツを現金化するのもアホらしかったのでやめた。

ただまだ微妙に空腹なので上の階にあったカフェに向かった。
売っていたものの中で一際気になったザクロジュースを購入しようとレジへ。

するとここのカフェでも最適消費金額があるらしく、カードを使うには100バーツ以上の消費が必要らしい。
そこで謎のカラギーナンゼリーと機内で消費する為の水を追加。
合わせて102バーツだった。

ザクロジュースをまずは飲んでみた。

味は完全にりんごジュースだった。
よく見たらりんごジュースがメインでザクロはサブ的な位置づけだった。

まぁうまかったので良しとする。

続いてカラギーナンゼリーだ。
カラギーナンなんて初めて聞いたぞ。

味はなんとなくマンゴーっぽい?
果肉よりもゼリーの方が甘くて美味しかった。

就寝スポット探し

そこからトイレに行こうとするも空港内の大掃除のため使えず。
近くにあった充電スポットで掃除が終わるのをブログを書きながら待っていた。

少し経つと掃除も終わったようで、用を足して歯を磨いた。

そろそろ眠くなって来た頃だったので荷物を展開してリュックで即席の枕を作り、顔にタオルを乗せて待機場所で2時間ほど寝た。

到底十分とは言えない睡眠時間だったし睡眠の質も良くなかった。
朝になってくると辺りも騒々しくなっていた。
ここではおとなしくラウンジを使うべきだったと後悔。

朝食そして搭乗

結局フライトの3時間前に起きてしまったのでとりあえず朝食を摂ることにした。
寝る前にゼリーなどを買ったカフェへ向かい、食えそうな物を探した。

結局この2つのパンを180バーツほどで購入。
空腹もあってそこそこの大きさだったが5分程度で平らげた。

そこからは、大声で日本にどうにかして帰らせろと怒鳴る日本人のじじいや、話し声のやかましい中国人などに入眠を妨害され、寝ようとしても寝られなかった。

フライトは1010分発。Boarding time930分だった。Boarding Timeの少し前にゲートにつくとまたもや開いておらず。

またも10分ぐらい待たされて、ようやくゲートが開いた。

ここで添乗員に、カンボジアに現金無一文で入国できるか聞いたところわからないと言われた。

ここに来て急に不安になってくるが、成田空港で職員に大丈夫だと言われたことと、誰にも入れないと言われていないことを信じてゲートを後にした。

こちらはバス待ちの列。
飛行機まではバスで向かう。

アメリカ人と思わしき一家と日本人大学生が慌てて乗り込んできた。
そうしてバスは出発、5分と経たないうちに飛行機についた。

フライト時間は1時間ちょっとだ。
それなりに入国シートの類を書く時間はあると思ったが、結構駆け足で処理した方が良さそうだった。
と言うのも、離着陸時に机が使えないからだ。

飛行機からの風景を楽しみつつ必要事項を記入する。

機内でVisaの申請書と入国カードが配られるので、必要事項を全て記入しておいた。

ここでホテルの住所がわからず名前しかわからないという状況だったので、仕方なくホテルの名前だけ書いておいた。
まぁ突っ込まれた時に調べればいいよね。

シェムリアップ国際空港到着&カンボジア入国

外の景色を眺めること1時間、とうとうカンボジアのシェムリアップ国際空港に到着。
機外に出た最初の感想は「やばい、暑い」だった。

荷物軽量化の為に上に無印の薄手のジャケットを羽織っていたが、こりゃ耐えられん。
なにせこの日の気温は34度。
これは熱中症に気をつけないといかんなぁ。
親に到着したというメールを送った。

Visaの申請場所につくとそこには3つのATMが設置されていた。
現金がなくてもここで引き出すことができるようで、とりあえず一安心した。
俺の他にも数人の外国人がこのATMを利用しているのを見かけた。

3つのATMの手数料を見比べてみるもどれも同じで5ドルの引き出し手数料が最低でもかかった。仕方がないのでここで70ドルを引き出し、Tourist Visaの申請に充てる事にした。

ここでもう一つの懸念点を思い出した。
証明写真を撮っていない事だった。

まぁこれも突っ込まれた時にどうにかすればいいや、と思って列に並んだ。

事前情報ではVisa発給所では中国人が長蛇の列をなしており30分ほど待たされるとあらかじめ聞いていたが、別にそんなことはなく10分ほど待つと先頭にたどり着けた。

きっと時期が良かったのだろう。

対応してくれたのは感じのいい軍服だったか警官だったかの服装をした女性だった。

申請書と30ドルを渡し、あとは出たとこ勝負だ。
写真を突っ込まれた手元にないと言ってその場で撮ってもらうか、写真なしの追加料金か賄賂の2ドルを払ってスルーしてもらうかだ。
住所が突っ込まれたら空港Wifiが使えるからそれを使って調べれば良い。

そんな覚悟を決めて書類を渡したところ、これらの懸念点はあっさりとスルーされた。特に写真については一言も聞かれることはなかった。

え?ビザだよ?こんな適当でいいの…?

つり銭の70ドルを受け取りパスポート返却の待機所へ向かった。

手前のファンキーな髪型の男は日本人だ。
彼がこのページを見たらあの時のあいつかと大笑いするに違いない。
ぜひもう一度お目にかかりたい珍獣である。

5分ほど待つと、ダサい証明写真のあるページが同じ便に乗っていた乗客の前に晒し上げられるので、恥をかき捨て回収。

そこから5分ほど入国審査のゲートに並び、ここで顔写真を撮影されて無事に入国することができた。
なーんだ、完全に杞憂だった。

マラリアだけは御免なので空港で12ドル虫除けスプレーを買い、早速使用。
なんとも言えない柑橘系の良い香りがした。
香水の代わりになるかなこれ。

そして入国カードを税関職員に手渡し、ようやく空港の外に出ることができた。

とりあえず荷物を整え近くの椅子にスリと置き引きに警戒しつつ座った。
まぁそんなことは起きなそうな雰囲気だったが。

メインのカバンの小さいポケットからモバイルルータとスマホとパスポートを取り出し、カンボジアの携帯キャリアの評判と中古モバイルルータの評価や使い方を検索。

今回買ったルータは本体に型番が書いていなくてわからなかったが、本体設定を確認するとZTEのMF98Nだった。
評判もよく4Gも使えるそうだ。
そりゃあよかったぜ。

カンボジアのキャリアについての詳細はこのページに譲る。

結局俺は私立大学の区分でお馴染みの”SMART”を選んだ。
キャリアを決めたのでとりあえずショップへ。

40GBまで使えて10ドルらしい。
なんじゃそりゃ。
誰とは言わないが日本の糞禿もカンボジアに見習ってほしいものだ。

だがここでトラブルが発生。
この中古ルータにSIMカードを挿してもカチッと奥まで入ってロックされた音が聞こえない。
そしてSIMを入れてもすぐに飛び出てしまう。
SIMを入れるのに10分ぐらい手こずった。

幸いなことに結局、100回目ぐらいでカチッと刺さった。
買う前にSIMがきちんと入るか確認しておくべきだった。

とりあえず一安心だったが、今後もsim交換時に悩まされることが予想された。

速度は14Mbps。ルーター噛ませてるから遅いかなと思ったが案外そうでもなかった。

ホテルへGO

少し休んでいると彼女から連絡が。

色々教えてくれた。
ありがたい。

彼女曰く空港から今回宿泊予定のComoda Casa Hotelまでは大体4ドルか5ドルあたりが相場らしい。
だいたい1.5キロで1ドルか。

PassAppというトゥクトゥク配車アプリがあるそうだが、電話番号が必要らしく確認の仕方もよくわからないので使うのをやめた。

道路に1台のトゥクトゥクが来ていたので、Comoda Casa Hotelの場所をgoogle mapで見せながらいくらか聞いた。
だがそのドライバーは場所がわからないらしく、行くことを断られた。

10分ほど空港前の道路で待っていると2台のトゥクトゥクが来た。

片方に聞くも、またもよくわからないとのこと。
もう片方に聞くとビンゴ。

値段を聞くと6ドルと行ってきた。4ドルが相場って聞いたぜと言うと5ドルになった。
まぁそんなもんだろう。

後ろに乗り込んで道路を突っ走った。

この日はかんかん照りの晴天で、土煙がひどかった。
これはサングラスを買ったほうが良いな。

途中の王宮でトゥクトゥクが止まった。
ここが王宮だよ〜と紹介してくれたのでとりあえず写真を取っておいた。

するとどうやら正確な場所はわかっていなかったらしい。
再度Google mapを見せるもあまりわかっていないようだったので口頭で道案内をした。

橋を2つか3つばかり通り過ぎ、その次の橋でここで曲がってと指示。
ホテルの前らしきところで止めてもらい5ドルを支払った

キョロキョロしているとComoda Casa Hotelの看板が見えた。

ついたと連絡をすると彼女が中から出てきた。

結構いい感じのホテルだ。
Heyと声をかけ彼女と3週間ぶりの再会を果たした。
彼女はすでにチェックインを済ませていた。

飯と買い物

何より腹が減ったし喉が乾いた。
時刻は3時を回っていたが、朝7時の朝食以降飲まず食わずだった。

部屋に入り、すぐに目に入ったアメニティの水を飲んだ。
喉の渇きを癒したので次は空腹だ。

彼女もまだ食べていないらしいので一緒に店を探しに散歩することにした。
飯の他にもパジャマと、砂埃がひどいのでサンダルとサングラスを揃えておきたい。

近くに寺があったので興味本位で寄ってみた。

これは寺に置いてあった不死鳥のオブジェ、知らんけど。

寺を抜けクソ暑い大通りを避け路地裏へ。
結構綺麗だ。

こんな昭和感溢れる店もあった。

これは昼間のパブストリート。
夜の方が賑わっていると聞いているので、後でどうなっているのか楽しみである。

誤字を発見。
アイクリームロール。
俺は間違った日本語探しといういやらしい趣味がある。

パブストリートをうろうろしているとサングラスを売っている店を発見。
値札はないようだ。
おおよそ10ドルぐらいを提示してくるだろうから7ドルぐらいにできれば御の字かなと思って店員に声をかけた。

俺)How much is this?
店員)4 dollar.

4ドルかよバカ安いじゃん。
4ドルで即決、購入。

強い日差しも、特にトゥクトゥクに乗っている時の砂埃もこれで回避できる。
東南アジア旅行の必需品だろう。

写真は撮り忘れたがおいおい載せる。

少し歩くと夜市が見えてきた。
橋の上で写真を彼女にせがまれたので撮った。
藻が浮いているそこまで綺麗でもない川なのだがそれがいいのだろうか。

橋を渡ると露店の立ち並ぶエリアが見えた。
昼間にも関わらず熱心な営業をいろんな店から受けた。
旅行者は昼にも市場に来るのだろうか。
周りには我々以外に旅行者はいないように見えたが。

その中でサンダルを売っている店を発見。
こんな感じの雑多な品揃え。

店内の床では子供が横になっていた。

サンダルのバリエーションは白と赤と茶色があった。
そこで店員に黒は無いのかと聞くと、どこか別の場所から持ってきた。

一番しっくりきた黒を購入。
値段は10ドルを提示されたがこちらは5ドルを提示。
9ドルと言われ7ドルなら買うというとそれで妥結。
袋に入れてもらって店を後にした。

周りを見ると彼女が居ない。
どこかで買い物をしているのだろうか。

5分ほど待つと通りの奥から彼女が袋を片手に出てきたのが見えた。
どうやらワンピースを買ったらしい。

ここに居たら素寒貧になってしまうからここで買い物を切り上げ再度レストラン探し。
なかなかいいところが見つからず大分くたびれてきた所に、雰囲気の良さげなローカル色溢れるレストランが。
疲れたしここにしようぜと言って中に入る。

俺はどんなものかわからないBeef Lok Lakと喉が渇いていたのでFresh Fruits smoothieを注文した。
彼女はアイスコーヒとよくわからない料理を注文、そしてフルーツの盛りあわせを2人で分けることにした。
注文を全て言い終わった後、店員に春巻きはいるかと聞かれた。
なんでもメニューには無い料理らしい。
なのでそれも2人で一緒に食べることにした。

飯を待っている時間に、入り口近くの扇風機が落ちて羽がボロボロになったりというハプニングがあったりしたが、10分ほど待って料理が到着。

うまそう。
ブログ用に写真を撮っていざ食す。
初めてのクメール料理だ。

うん、うまい、うまいぞ。
正直台湾料理よりいいぞ()

スムージもバナナとキウイを混ぜたような味でスッキリしていて美味しい。

揚げたての春巻きもうまかった。
ただめちゃめちゃ熱かったのとソースは舌が合わなかった。

のんびり飯を食って店を後にした。
2人で合わせて8ドルだった、安い。

これは道中で見たクソでかいドクターフィッシュたち。

彼女が酒を飲みたがったのでパブストリートにあった適当な店に入った。
俺はモヒートを、彼女はスペシャルモヒートを注文した。

味はそこそこ。
韓国の出店で飲んだモヒートの方がうまかったなあ。

椅子の背もたれに寄っかかっていると疲れが溜まっていたのか、そしてアルコールも相まって眠くなってきた。
モヒートを飲み終えてしばらくうとうとしていると彼女も飲み終わったようだ。

2ドルを払って店を後にし、ホテルに戻る。
部屋に入って荷物を展開し、シャワーを浴びて死んだように眠った。

起きたのは午後8時半ぐらいだった。
2時間ぐらいくたばっていたのだろうか。

半目で横のベッドを見ると彼女はずっと起きていたようで本を読んでいた。
そこからのっそりと起き出し、お互い腹は空いていないことを確認。
彼女が行ってみたいマッサージ店があるとのことだったのでそこへ行くことにした。

マッサージ店はPura Vidaという所だ。

初マッサージ

散歩していると途中でロータリークラブの看板をつけたトゥクトゥクがあった。
こちらは7790地区に当たるらしい。
ローターアクトも確かあった記憶がうっすらとある。

こちらは夜のパブストリート。
この通り自体は100メートルぐらいしか無いのだがそこまで混み合ってもおらずそれなりにスムーズに歩けた。

マッサージ店を発見。
メニューを見ると全身のカンボジア古式マッサージは1時間で8ドル。
リーズナブルだ。

早速入店。
中はこんな感じ。

1階は足のマッサージ。
店員同士で話しながら和やかにやっていた。
話しながらマッサージされたくない人もいるようだが和気藹々とした雰囲気で受けるのも悪くないと思う。

2階はそれ以外のマッサージを行うらしい。

マッサージ中は寝るか話すかスマホを見るか何もしないの4択しか無いようだ。

10分ほど待つと準備ができたのか2階へ通された。

2階の廊下はこのようになっている。
この視点の奥には複数人がマッサージを受けられるような広間があり、写真右手の部屋は個室になっている。
右斜め後ろには2つトイレが付いている。

我々は奥の広間に通された。
部屋は暗く、廊下の明かりで辛うじて通路が見えるかどうかといった感じだ。

部屋につくと担当と思わしき女性からバスケットを手渡された。
中には茶色い服が上下セットで入っていた。
どうやらこれに着替えろと言うことか。

二人でトイレに向かった。

まず彼女を先に入らせる。
しばらくするとこれどうやって着るのという声がトイレから聞こえてきた。
着方がわからない服といえば浴衣ぐらいしか思いつかないが…。

少し待つと上だけ着替えた彼女が出てきた。
下の方についてはマッサージの担当に聞くっぽい。

俺も入れ替わりでトイレに入る。
1時間トイレに行けないのでボス戦の前のセーブ感覚で用を足す。
そして着替える。

上はすんなり着ることができた。
問題はさっき彼女が履けなかった下だ。

ざっとみてみると、ただ紐がついた半ズボンと言うのがもっとも適切だろう。
ベルトのような紐を通す穴は特に無い。
なのでズボンを履いて紐を腰に巻きつけ、正面で固結びとリボン結びで締める。
これでズボンがずり落ちて来ることはなかろう。

着ていた服をバスケットにブチ込み、トイレから出て元の広間へ向かう。

彼女はすでに彼女の担当の女性からマッサージを受けていた。
俺も担当の女性の誘導に従って敷布団の上に仰向けで寝転んだ。

女性は私の足を持ち上げ、濡れタオルで足を拭いた。
そこから足へのマッサージが始まった。

足のマッサージが終わるとうつ伏せになった。
脚のマッサージに移行した。
そして腕、肩と上に上がっていく。
かなり際どいところまでマッサージされた。

マッサージを受けながら気持ちよくうとうとしていると体を起こしてと言われた。
上体を起こしている間に女性は俺の後ろに回り込み、その両膝に枕を抱え込んだので俺はそこにもたれかかった。

肩のマッサージだ。
Sorry, my shoulder is so hard.
と言ってみるも、女性は彼女の担当と笑いあった後何も言わずにマッサージを続行した。
おそらく英語は通じないのだろう。

しばらくマッサージを続けるとまた体勢を変えるようで、膝上から降りるよう指示してきた。
上体を起こし、女性がどいたのを確認して残された枕に頭を任せた。

女性は脚の横に移動し、膝枕の要領で俺の脚を太ももに乗せてマッサージをした。
太もも好きなら鼻血を出して死んだであろう。

右脚、左脚、右腕、左腕とマッサージをするとおしまいとのこと。
あっという間の1時間だった。

礼を言ってバスケットを回収。
トイレで着替えて軽い足取りで階段を降りた。

階段を降りたあとは会計。
マッサージ店を後にした。

散策

その後は特に行くアテもなかったので、夜市を散策してみることにした。

道端で何か演奏していたり

台湾でもよく見かけるコピーブランド、メイソウ(MINISO)などを見て、

露店でジュースを買ったりした。

俺は名前を一度も聞いたことのなかったJack Fruits Juiceを注文した。

店員がさばいているのがJack Fruits。
調べてみると日本ではパラミツ(波羅蜜)と言われているらしい。

切ったJack fruitsをミキサーにかけ、スムージ状にしてカップに入れる。
値段は上の価格表の通り1ドルだった。

ジュースを受け取った後に彼女が、まずいよそれ、と言ってきた。
そういう大事なことは先に言ってくれ。

心配しながら飲むと案外行ける。
言うほどまずく無いぞこれ。

なんと言うか、形容するならマンゴーとキウイを足して割る2した感じか。
悪くない。

ジュースを片手に別の夜市へ。
こちらはあまり人がいない。

ざっと見ているとフクロウの刺繍の入ったバッグを発見。
めいじろう大好きな親が喜びそうだと思ったので値段を聞いてみる。

話を聞くと12ドルのこと。
予算は5ドルなんだよなあと言うと10ドルになった。
7ドルなら買うと言うと8ドル。
まぁそれぐらいならいいだろう。

そんなこんなで購入。
問題はこのバッグが結構思い上占有面積が結構大きいことだ。
この調子では何かしら対策をしないと、飛行機で超過料金を払う羽目になるだろう。

そう言えばパジャマを買っていない、寝るときに着るものが何もないぞ。
それにきっとこの先、どこかで泳ぐことになるかもしれない、いやなるだろう。

ということで水着を探すことにした。
通りを歩いているとすぐに水着の売っている店が目に入った。

値段を聞くと10ドルだ。
予算5ドルなんだよねというと7ドルまでしか値切ってないんだ、それで勘弁してくれと言われた。
スポーツウェアも過ごしやすそうでいいな〜と思っていたが予定外の出費をキメ過ぎているのでやめておいた。

夜ピザ=デブ活

時刻は10時半を回り、だんだん腹が減ってきた。
そこで目の前に見えた雰囲気の良さそうな店に入ることにした。

The live cornerと言う店だ。
時間も時間だったのであまり混んでいなかった。
8.5ドルでSalmon Tomatoピザを注文、2人でシェアそして俺はRed Daiquiriを、彼女は赤ワインを注文することにした。

中に入ると普通の椅子とテーブルの所に通されたが、ベッドのような面白い造りの座席が目に入った。
店員に注文内容を伝えた後、そこに座れないかと尋ねるとOKとのこと。
そちらへ移動した。

こんな感じの席だった。

少し経つと飲み物とつまみが出てきた。
つまみの写真は撮り損ねた。
彼女はアーモンドが好きじゃないらしく、俺に全部よこした。

これは壁にトカゲが張り付いている写真。
ここでは街中の至る所で壁に張り付いたトカゲをみることができる。

明日くそ早いのに11時だよ〜なんて話をしつつ20分ほど待つとピザが来た。

これはうまいぞ、素晴らしい。
サーモンにピザとは奇抜な組み合わせだと思ったがマジでうまい。
マルゲリータ好きかつサーモン好きなら必ずや気に入ることだろう。

しばらく食べているとどこからか猫がやってきた。
店員もどこから来ているのかはよく知らないらしい。

彼女がピザの具を投げてやるとモグモグ食べていた。
だがピザの耳には一切興味を示さなかった。
貧相な野良猫のくせに贅沢な奴め。

いくつか彼女が切れ端をあげているとどうやら気に入ったのか、その猫は彼女の膝の上に乗った。
しばらく猫と和み、そろそろ12時を回りそうだったので会計をすることにした。
猫を床に移動させるとその猫は去っていった。

この猫は台湾で見た野良猫に比べて随分体が小さかった。
まぁ贅沢に飯を食わせてもらえる猫カフェと野良猫を比べるのはフェアじゃないと思うが、それでもその差は顕著であった。

こちらは12時ちょっと前のパブストリート。
大分人が減っている。
六本木や韓国のイテウォンとは違ってある種の健全さがシェムリアップにはあるらしい。
トゥクトゥクのドライバーにとってはまだ帰る時間ではないらしく、客引きを延々と続けていた。
クラブ上がりの客を最後の客にして家に帰るのだろうか。

やかましい音楽と天を照らすようなスポットライトが特徴のHard rock cafeを通り過ぎてホテルに戻った。
外出前にシャワーは浴びていたので歯だけ磨く。
時計に目をやると0時10分。
そこからブログを書いて1時になった。

この後はアンコールワットの日の出は見るため4時半に起きねばならない。
そろそろ寝ないと翌日体が持たない。
パジャマを持ってくるのを忘れたので服装を翌朝から一日使うものに変えて寝た。