センスは知識からはじまる
こんにちは!鳥貴士です!
今回は「センスは知識からはじまる」をおすすめします!
「センスは知識からはじまる」ではまず、よくわかりそうでわからないフワッとした存在の「センス」を
センスとは、数値化できない事象を最適化することである
とずばり定義します!
そしてセンスの良しあしとは何なのか、どのようにして発揮されるものなのか、培われるものなのかを明らかにしています!
章立て
Part.1 センスとは何かを定義する
Part.2 「センスのよさ」が、スキルとして求められている時代
Part.3 「センス」とは「知識」からはじまる
Part.4 「センス」で、仕事を最適化する
Part.5 「センス」を磨き、仕事力を向上させる
なぜおすすめなのか?
センスという漠然としたものはとらえどころがなく、各々が独自の解釈をして侃々諤々の議論になりがちです。
その理由は、センスを日本語に訳すと”感覚”ですが、各々の感覚は全く違うからです。
しかしそれでは結局センスとは感覚であるという結論になってしまいます。
センスは生まれつきのもの、固定的なものという風に捉えられがちなのも無理もないでしょう。
「センスは知識からはじまる」は、そんな風潮に一石を投じた本になります。
センスを仕事にしていると思われがちなデザイナー職ですが、「センスは知識からはじまる」はプロのデザイナーが、センスとは一体何なのかを教えてくれます。
また、皆さんが捉えどころのないと感じているセンスの鍛え方も教えてくれます。
「センスは知識からはじまる」を読むことで、センスを獲得するために必要な知識をすべて得ることができるのです!
どんな人におすすめか?
「センスは知識からはじまる」は、センスとは何か、その良しあしとは何か、どう活かすのか、どう鍛えるのかをすべて解説しています!
そのため
- センスなんか自分には関係ないと考えている人
- センスは自分が生まれた時点で決まっていると信じている人
におすすめの一冊です!
センスなんか自分には関係ないと考えている人
おそらく皆さんは今、もしくは今後、何らかの仕事をしていると思います。
そして仕事にはセンスの入り込む余地はない、仕事とセンスは関係ないと思っている人も多いでしょう。
しかし実はすべての仕事にセンスが必要なのです!
Part.2の題の通り、今は「センスのよさ」がスキルとして求められている時代なのです!
「センスは知識からはじまる」を読むと、すべての仕事にセンスが必要となる理由と、センスの磨き方を理解することができるのでおすすめです!
センスが必要となる理由を理解するためには、センスが必要となった背景を理解することが先決です。
高度経済成長期より前の時代は「質より量」の時代でした。
大量生産大量消費ってやつですね。
当時の製品はモノの方に価値が見出されており、質については特段重視されてきませんでした。
しかし高度経済成長期の後半あたりから、質や安全性についても求められるようになりました。
「量より質」の時代に突入したということです。
ただ質の向上もすぐに頭打ちになりました。
質を上げるだけでは買い手はなびかなくなったのです。
そんな中で買い手が買いたくなるものを作るにはどうすればよいのか?
それは買い手が買う買わないの判断をどう行っているのかを知ることが必要です。
まず商品というのはモノです。
買い手はモノを目で見て判断します。
したがって商品を売るためには、買い手が買いたくなるような見た目であることが必要条件です。
そしてまた、買い手の買いたくなるような見た目でなければ、商品を売ることはできないのです。
このような背景から、買い手からの見え方をコントロールするセンスが必要になってきたのです。
ここで消費者と書かなかったのは、買い手はあなたが何かを売り込みたい相手を指すからです。
そしてすべての仕事には、売り込みたい相手が存在します。
相手が職場の人であれば企画書、報告書。
消費者やクライアントであれば商品やサービスという具合ですね。
したがってすべての仕事にはセンスが必要だと言えるのです!
でもセンスは生まれつきのものだからどうにもならない?
それならこの後の“センスは自分が生まれた時点で決まっているものと信じている人”を読んでみてください!
センスは自分が生まれた時点で決まっているものと信じている人
「センスは知識からはじまる」を読めば、センスと言われるものの正体を理解することができます!
そしてセンスは決して先天的なものではなく、皆が持っている能力であることを理解することができます!
そのうえで自分のセンスをどのように磨けばよいのかも知ることができるのでおすすめです!
皆さんはセンスとは何かを考えたことはありますか?
きっと自分の能力に疑いをもった時に、一度は考えるテーマだと思います。
そして「自分にはセンスがない」「あいつはセンスがあるからすごい」と考えるのです。
でも待ってください!センスの定義を確認しましょう!
センスとは、数値化できない事象を最適化することである
センスはこの能力を指していますが、果たして自分には欠けていると言えますか?
ただ磨けていないだけで、欠けているとは言えないと思います。
例えば生活習慣だったり、朝の支度の仕方だったり、掃除のやり方だったり。
この定義にのっとれば、これらの場合にセンスを発揮していると言えます。
ほらセンスはあるでしょう?
センスとはスキルの一つなのです。
そしてセンスは磨くことができます。
掃除なんか特に、数値化こそほとんどできませんが、最適化されていますよね。
それはセンスが磨かれている証拠です。
それではセンスはどのようにして磨かれたのか。
それは知識の集積です。
何回も掃除をすることで慣れたからだと主張することもできます。
しかし慣れは、掃除をするにつれて部屋の構造や置いてあるものの動かし方などの知識が増えたと言い換えることができます。
つまり慣れとは知識の集積なのです。
したがって「知識が増えたから掃除が最適化された」といえるのです。
これがセンスの磨き方の答え、「センスは知識からはじまる」なのです!
「センスは知識からはじまる」を読めば、このような暮らしに役立つセンスだけでなく、仕事におけるセンスの磨き方も理解することができます!
ぜひ本書を読んで、センスをバリバリ発揮してください!
読んでみたくなりましたか?