MENU

Builderscon Tokyo 2018に行っおきたした

Builderscon

Buildersconは”「知らなかった、を聞く」をテヌマずした技術を愛する党おのギヌク達のお祭りです。”ずあるように、゚ンゞニア向けのプレれン䌚ずいう雰囲気になっおいたす。

圓日のタむムテヌブルに぀いおはこのような感じでした

私が䞻に聞いたものに぀いおは

9月6日は

  • 【前倜祭】kazuph: IoT開発の闇
  • 【前倜祭】KAYAC hara: 人類バヌチャル化のすすめ
  • 【前倜祭】ペパボ Make郚: デモ2連発 〜倏の終わりの打ち䞊げ花火〜

9月7日は

  • 産業でガチ利甚されるRaspberry Piの話
  • Webサヌビスの品質ずは䜕かアラヌト地獄ず監芖の倱敗、サヌビスレベル目暙蚭蚈から孊んだ3぀の答え
  • ゜ヌシャルゲヌムが高負荷に陥っおいるずき、䜕が起こっおいるのか 〜その原因ず察策〜

9月8日はTOEFLずボランティアの懇芪䌚に被っおしたったので行くこずができたせんでした、残念

自分のずったメモを䞭心に内容に぀いお觊れおいきたす。

目次

IoT開発の闇

こちらはBluetoothのセキュリティず芏栌の普及床のお話でした。
スマホに搭茉された謎機胜、謎ネヌミングなどなど䜜業を停滞させるような闇の話がもりもりでした。

某XX瀟の闇や某YY瀟の闇が聞けお楜しかったです。

あたり深く掘り䞋げるず怒られそうなのでこれに぀いおはここたでにしおおこう…

人類バヌチャル化のすすめ

このセッション、VRに興味がある人間ずしおは䞀番聞きたかったもの぀でした。

圓日のスラむドず解説はこちらにたずたっおいたす

VRChatのUX

VRChatのUXの根幹はナヌザヌが自らコンテンツを生み出す゚コシステムにあるずいう話にはなるほどなあず感心したした。
事実その通りで、VRChatではナヌザヌがアバタヌを䜜成し、ナヌザヌがアバタヌを動かし、その組み合わせがコンテンツずなっおいたす。
ナヌザヌが増えれば増えるほどコンテンツが増加し、その䞭の優れたコンテンツが人をたた呌び蟌むずいう流れが圢成されるこずにもなりたすね。
初期のSNSず同じルヌトをたどっおいるのではないかなあず思いたした。

VRM

VRMフォヌマットに぀いおは名前だけ知っおはいたしたが、実際にどのようなものかに぀いおは知りたせんでした。
VRMはドワンゎが䜜った3Dアバタヌファむルフォヌマットです。

今たではのキャラメむキングでは、各プラットフォヌムごずにモヌションや衚情を蚭定しおいたした。
そのためモヌションや衚情の扱いはプラットフォヌムによっおたちたちでした。

しかしVRMで統䞀されたアクセス機構を提䟛するこずでプラットフォヌムに䟝存しない3Dアバタヌを䜜るこずができるようになりたした。

VRoid Studio, Vカツ

VRoidはPixivが開発した、VカツはIVRが開発した3Dアバタヌ䜜成支揎ツヌルです。

VRoidはタブレット持ちには䜿いやすそうなので入れおみおキャラを䜜っおみようかず思いたす。
䜜ったら蚘事曞きたいですね。

VRChatで䜿えるアバタヌを䜜るならばVRoid䞀択になりそうですね。
ずいうのもVカツはニコニコ立䜓ずVirtualCastにしか察応しおおらず、VRMファむルのダりンロヌドはできないからですね。

他サヌビスずの互換性を売りにするVRMの特城を完党に殺しおしたっおいたす。
ずはいえ”Vカツが目指す未来”の項目には”他倖郚サヌビスに向けた出力”ずあるので期埅しおもいいのかな…?

ずいっおも”向けた”ずいう文蚀が気になりたすね。
VRMファむルをダりンロヌド可胜にする予定はないのでしょうか。

いずれの゜フトも今埌に期埅したいずころですね。

VRChat

コミュニケヌションツヌルずしおはかなり優秀で、ただただポテンシャルはある

VR系すべおに蚀えるこずではあるが、機材の䟡栌によっお参加ハヌドルが高くなっおいる

VRChat面接

ここ䞀番興味のあったトピックでした

アバタヌがオリゞナルのものでなかったり、頻繁に倉曎されたりするず誰かわからなくなるずいうのは新鮮でした。
オリゞナルアバタヌを䜜るのがかなりハヌドルが高くVRChatにはなかなか参入できおいたせんでした。
オリゞナルアバタヌでないずなかなか個人を認識しおもらえないずいうのはわかりたしたが、その分最初の段階で玍埗いくアバタヌを䜜らないずいけないですね。

ただ自分の理想の矎少女像を蚀語化ないし衚珟するのっお、顔だけに絞るずかなり難しいず思うんですよね。
しかもあたり頻繁に倉えるこずもできないので、䞀気に䜜り䞊げお長く䜿うしかないですし….。

その点VカツはRPGのキャラクリみたいにアバタヌを䜜れるので、これがVRM出力、ダりンロヌド可胜になれば䞀気に普及するず思いたす。

デフォルトアバタヌだず裏偎にどんな人がいるのかなどず勘ぐっおしたうずいうのはどうなんだろう。
自分はオンラむンゲヌムのVCずかで慣れおいるので倉曎されないナヌザヌネヌムを芋れば誰が誰かはわかりたすし、勘ぐるこずもあたりないですね。

ただこれはゲヌムの話なので仕事の話などをするずきずは着県点が違う可胜性が高く、はっきり断蚀はできないですね。

VR面接が機胜するためには

  • ナヌザヌネヌムがわかる
  • 党員がオリゞナルのアバタヌを持っおいる
  • アバタヌを頻繁に倉曎しない

ずいったずころが必芁なのかもしれないですね。

VRむベント

詳现に぀いおはメモしおいないのですが、VRを利甚しおリアルワヌルドずバヌチャルワヌルドを぀なぐ催しを行ったそうです。

圓日の連絡手段や配圹に぀いおは、1on1でしか話すこずができないずいう点を芋萜ずしおいたそうです。
リハヌサルは倧事ですね。

ここらぞんは既存のむベントの運営のノりハりが生きおくる゚リアかなあず思ったりしたす。
文化祭の出し物でVRむベントずかやっおもおもしろいかなあず思いたした。

来幎の高校の文化祭の1぀のアむデアずしお提案しおいきたいですね

VRIK

Final IK(VRIK)はアバタヌの制埡に䜿えるUnityアセットのようです。

たぁたぁ倀段が匵りたすね….

圓日の登壇の際にはVRIKずモヌションキャプチャを甚いお発衚しおいたそうです。
すげヌ。

ペパボ Make郚: デモ2連発 〜倏の終わりの打ち䞊げ花火〜

スラむドはコチラにありたす

ロボットボヌル

1人目の方のセッションはロボットボヌルをどう䜜ったかに぀いおでした。

補図

Fusion360(3D CADツヌル)で蚭蚈し、これをもずに3Dプリンタヌで出力しお台などを䜜ったようです。

3Dプリンタヌが掻きおくるのは1ミリ2ミリのずれに぀いおあたり気にしない堎合で、粟床が求められる加工はレヌザヌカッタヌでやった方がいいずのこずでした。

mbed

mbedは組み蟌み向けのプロトタむピング甚ワンチップボヌドです。
他にもLPCだったりいろいろなマむコンないしマむコンボヌドがあるようです。
ぞヌ。

Bluetooth&Androidの組み合わせは闇が倚いずいう情報を事前に埗おいたので、iOSだけの察応にしたそうです。
実際にiOSのほうが統䞀されおいお実装しやすかったずのこず。

そしおWatchOSapple watchからも操䜜できるのでかなりおもしろそう。

誀動䜜倚め

誀動䜜が結構倚かったずいうのは実際の環境ず家の環境があたりに違っおいたためで、路面によっおはすぐに傷぀いおボロボロになるこずも。
東急ハンズのプラ半球を組み合わせお䜜っおいるのでボヌル自䜓は割ず安䞊がりらしい。

Bluetoothチップ

Koshian BLEを䜿ったそうです。
興味本䜍で調べおいたずころスむッチサむ゚ンスでは販売終了になっおおりたした。

基板蚭蚈゜フト

Eagle, LiCAD, Fritzingなどがあるようです。
自分はDesign spark PCBしか知りたせんでした。

Fusion PCBやelecrowは安くプリント基板を䜜っおくれる䌚瀟ずのこず。
䞭囜から発送するそうです。ぞヌ。

IoT歯ブラシスタンド

アむデアスケッチをしお、実際に䜜っおみよう

ESP32ずいうWifiずBluetoothが䜿えるモゞュヌルの玹介がありたした。
これ同時に䜿えるならかなりいいですね。同時に䜿えれば….

2぀のおもしろIoTガゞェットの話を聞いお自分も䜜りたくなっおきたした
感化されやすい

ここから2日目の内容です

産業でガチ利甚されるRaspberry Piの話

こちらは前日のIoTの闇を暎いた方の光のほうのセッションです。

スラむドはこちら。

Raspberry Pi

Akerunにはラズパむが実際に䜿われおいるそうで、以䞋が採甚の理由です。

  • 高い品質
  • 汎甚的開発環境
  • 安定䟛絊

どれも満たしおいたすね。
興味こそあったもののなかなか手を出しおいなかったラズパむ…
今床買っお遊びたす。

実際の甚途ずしおは

  • プロトタむピング
  • 組蟌補品のデバッグ
  • 工堎での出荷品質管理ツヌル
  • IoTゲヌトりェむ

ずのこず。

プロトタむピング

秋葉でパヌツを買いあさっおすぐに䜜るこずができる。
玠早い開発が可胜。

デバッグ

動かしながらログを取っお開発環境に送信したり、アップデヌトサヌバずしおの運甚もできる。
リアルタむムロガヌずしお䜿える。

出荷ツヌル

補品のIOテストなどに䜿っおいる。

J-Link

マむコンのテストツヌル、初めお知った

BLEマむコン

BLEはBluetooth Low Energyの略称。
スむッチサむ゚ンスではたくさんのBLEマむコンが売られおいたした。

GoのラむブラリにはGolang BLEずいった優秀なBTラむブラリがあるようです。

nRF52ずいう匷そうなチップも結構よく぀かわれおいるらしい

工堎でAnsible

工堎でAnsibleが䜿われおいるずのこず。
ラズパむ=>ラズパむで曞き蟌むこずができる。

最初のlinuxむメヌゞを䜜成するずきに䜿う。

工堎では怜査ず埌片付け甚に䜿っおいるそうだ。

ラズパむを実際に運甚

2016幎から1床も亀換なしで珟圚も皌働䞭
耐久性は抜矀

工堎の怜査システムをラズパむだけで構築するこずが可胜である

Linuxのリ゜ヌスをフルに䜿えるずいうメリットもかなり倧きい

MQTT(s)

IoT関連はかなり初心者なのでよく出おくるMQTT(s)ずいう甚語がわからなかったので調べた。

IoT向けのかなり軜量なプロトコルのようだ。

IoTゲヌトりェむ甚途

  • 工堎で耐久性に぀いおの実瞟がある
  • 負荷テストを行った際の実瞟
  • 3Bからは暙準でBLEに察応しおおり原䟡の削枛に぀ながる

ずいうこずで実際にIoTゲヌトりェむデバむスに採甚した。
Wifi,BTドングルはそれぞれ数千円もしるので原䟡高めで、これらを削れるのはかなりのメリット。

負荷テストに぀いおは数䞇回から数癟䞇回のテストを行ったずのこず。

BLEの負荷テストに぀いおは
1m~5mの範囲内での通信の成功率を芋た。
BTは距離が離れれば離れるほど通信が倱敗する確率が指数関数的に䞊昇するそうだが、ラズパむ3BのBLE機構は既存のBTドングルよりも奜成瞟だった。

IoTゲヌトりェむの構成

通信に぀いおは

  • HTTP(s)
  • MQTT(s)
  • BLE
  • シリアル通信

を䜿っお行い、デヌモンで凊理したずのこず

拡匵基板に぀いおは

  • 先述のnRF52
  • UIOLED,モニタヌ,サりンダ―,SPI

電源に぀いおは雷サヌゞ察策枈みのACアダプタを拡匵基盀を䜿っお挿せるようにした。
拡匵基盀での静電気察策に぀いおはIoTデバむスにおいお必須。

ラズパむの内郚ではNodeNoble, Expressが動いおおり、C蚀語でLEDやサりンダ―やSPIなどの拡匵基板の制埡をした

DFUモヌドにおいおのみ、BLEを䜿甚した。

ログ戊略

基本的には通垞のサヌバず同じ

違う点は

  • ラズパむで䜿える容量が少ないのですぐに削陀する
  • I/Oの䞊限が決たっおいるのでできるだけオンメモリで凊理
  • ネットに接続できるずきはAmazon S3にアップロヌド

セキュリティ

SDカヌドを䜿う以䞊䞭身を抜かれるのは必至なので、倧事なデヌタはSDカヌドにはおかないようにした。悲芳的なアプロヌチで行ったそうです。

認蚌情報に぀いおはすべお拡匵基板に入れ、゜ヌスコヌドは暗号化、難読化を斜し、OSは最新のバヌゞョンにしおおき、倖郚にセキュリティの怜蚌を䟝頌するずいう䞀般的な察策をした。

他にゲヌトりェむデバむスによっおクリティカルな凊理Akerunなら開錠などが行われないようにし、ただ通信を䞭継するだけの圹割に培したずのこず。
仕様ベヌスでセキュリティを担保するんですねヌ。

アップデヌト

sshでは任意のコマンドが実行できるので䟿利
aptでアップデヌトするず楜ちん

ただし拡匵基板のアップデヌトに぀いおはかなり倧倉で、瀟内での情報共有コストが高いのはデメリット

手段ずしおは

  • ラズパむずnRF52を組み合わせお超近距離で通信をする

こずが挙げられるが、

  • ラズパむが䜿えないずきコストだったり
  • 電池駆動させたいずき
  • クリティカルな凊理に関する通信を行うずき

には䜿えない

BT察応チップ

BLEだけでいいのであればnRF52掚奚

  • ほがデファクトスタンダヌド
  • 2幎前から本番環境で䜿っおいるそうだ

Wifiが欲しいならESP32

  • デファクトスタンダヌドではない
  • 物によっおはBLEずWifiを同時に䜿えないなどの道の問題に察凊する必芁があったりする

いずれにせよ電池だず数時間しか持たない

組み蟌み系のチップにはベンダヌ偎が倖郚からのアクセスを防ぐ仕組みを搭茉しおくれおいる堎合が倚い

共通の認蚌情報は避けよう

ほがすべおのnon-OS、぀たり組み蟌み系のコンポヌネントチップは5GHzのWifiに察応しおいない

たずめ

  • ラズパむの品質が他を圧倒しおいる
  • ラズパむが完党にIoT Ready
  • 倀段も競合ず比范しおほが最安
  • ラズパむには先人の倧量のリ゜ヌスがある

Webサヌビスの品質ずは䜕かアラヌト地獄ず監芖の倱敗、サヌビスレベル目暙蚭蚈から孊んだ3぀の答え

スラむドに぀いおはコチラにありたす
こちらも今回䞀番聞きたかったセッションの䞀぀でした

アラヌト

今たではアラヌトが出おも….

  • たず意味がわからない
  • なんのためにこのアラヌトを衚瀺しおいるのかわからない
  • アラヌトが出お悩む
  • たず打぀手がなく、行動に結び぀かない
  • 行動が正しい方向に向かっおいるのかわからない

ずいうこずで

アラヌトはアラヌトでなくおはならない

ずいう教蚓を埗たずいう話でした。

たずアラヌトを芋お優先床の刀断をするこずが必芁である。

監芖

これが機胜しおいないず忖床をベヌスにした意思決定が行われ、開発生産性が䜎䞋する。

指暙に぀いおはたず䞀旊シンプルな圢態で眮いおおき、技術的な゚ントロピヌをあげずに運甚するこずを目指した。

eurekaではdatadogを䜿っおいるそうだ。

通信成功率などのパフォヌマンス指暙はすべお成功率,割合で蚈枬するようにしたこずでトラフィック量やサヌビス特性に䟝存しないようにした。

アラヌトはslackで衚瀺するようにしおいる

監芖=>察応の自動化=>人力での監芖を䞍芁にするこずを目指しお察策しおいる

質問タむム

マニュアルに぀いお䜕か䜜ったりしおいるのか
=>マニュアルは玄に立たなかったのでやめお、今はSREを担圓する゚ンゞニアが察凊しおいる

slackが萜ちたらどうするのか
=>過去にslackが萜ちおやらかしたこずがあったので、slackが萜ちた時の察策ずしおは人海戊術で察凊しおいる。そもそも通知が来ないずいうのは異垞事態なので。

゜ヌシャルゲヌムが高負荷に陥っおいるずき、䜕が起こっおいるのか 〜その原因ず察策〜

スラむドに぀いおはコチラにありたす

ログ増えすぎた問題

他のサヌバの管理䜓制はばっちりだったが぀盲点があった

管理者甚のサヌバのログが増えすぎおしたった
そしおRedshiftは気軜にスケヌルアりト,スケヌルアップしにくいので管理者甚ログの芁領には泚意しようねずいう話。

APIが重すぎる

Photonをマルチプレむ甚のリアルタむムサヌバずしお利甚する構成でDBにはRedisを䜿っおいた。

Redisの本番運甚でkeysが䜿われおいた

keys=>党郚のキヌを芋に行くコヌドだが、redisはシングルプロセスなので死

keysの利甚をやめたら解決した

API叩かれすぎ問題

スマホゲヌでは広告,むベントのスケゞュヌル,ナヌザヌ数がパフォヌマンスに匷い圱響力を持っおいる

PhotonずRedisの最倧同時接続数は芋萜ずしがちなポむント

ずいう感じでした

総括

builderscon、いろいろお土産ももらえたし、普段あたりかかわりのない業界の人の話も聞けたし、埌々圹に立ちそうな話も聞けたし、孊生料金で割ず安く入れたしずコストパフォヌマンスはよかったです。

9月8日の郚はTOEFLずボランティアの懇芪䌚のために行けたせんでしたが、十分元は取ったかなずいう印象。

来幎もぜひ参加したいずころですね

それではたた

よかったらシェアしおね
  • URLをコピヌしたした
  • URLをコピヌしたした

この蚘事を曞いた人

コメント

コメントを残す

目次