2018年9月6日
こんにちは!鳥貴士です!
今回はIPOの分析をしていきたいと思います。
この記事は練習みたいなものです。
9月6日のIPO
- ナルミヤ(9275)
- and factory(7035)
ナルミヤ
まずナルミヤの沿革を読んでいきましょう!
そしてリンク先に記載されているポイントとなる箇所を探します。
創業から今回の上場まで何年かかったか | 23年 |
直近で社名変更があったか | 2016年10月に”株式会社ナルミヤ・インターナショナルへ商号変更” |
再上場か | 2010年3月に”ジャスダック証券取引所にて上場していた株式を非公開化” |
おっとこれは不人気になるかもしれないですね~、ほかの要件も見ていきます。
社名変更や再上場の理由は後で探します。
業績などのデータについては東証の新規上場会社情報から確認することができるので、ここを参照します。
公開株数 | 5990200株 |
公募数 | 282500株 |
売出株数 | 5184400株 |
売出株(オーバーアロットメント)数 | 523300株 |
公募株比率 | 4.716% |
だ、だいぶ公募比率が低いですね…
ただ公募売出数は28万2500株と少な目なのは良いですね。
オーバーアロットメントが何か気になるかと思いますが、通常の売出株との違いは証券会社にお金が入るかどうか、という点と株価安定のために導入される、という点です。
正直言うとどのような制度なのかまでは私もよくわかっていませんが、企業にお金が入るわけではなく急激な価格変動を防ぐ役割があることから、マイナス要因とみていいと思います。
他の条件である上場市場を見てみます
上場市場 | 東証2部 |
これは….
次に業績を見ていきます。
こちらは
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
営業利益 | 943627千円 | 1404974千円 |
お、営業利益は大きく伸びていますね!
本業は成長中ということがわかります!
続いて資金吸収額を見ていきましょう。
資金吸収額は
資金吸収額 = (公募株数+売出株数)×公開価格
で計算することができます。
公開価格 | 1560円 |
資金吸収額 | 9344712000円 |
93億円…かなり大きな規模ですね….
公開時の時価総額も計算してみましょう。
時価総額の計算方法は
公開時の時価総額 = (発行済みの株数+IPOで新たに発行される株数)×公開価格
で計算できるので、まず発行済みの株数を調べてから計算します。
発行済み株式数 | 315100株 |
公開時の時価総額 | 9836268000円 |
983億円ですね~、結構高いです…
ストックオプション(新株予約権)があるのか、そしてどれくらいなのかも確認します。
発行数 | 7200株 |
そこまで大きくはないですね~。
主要な株主にベンチャーキャピタルがいるか、どれくらいの株を持っているかを確認します。
こちらのサイトによるとかなりの数のベンチャーキャピタルが株を持っていることがわかりますね。
and factory
こちらは一気にポイントを見ていきましょう。
創業から今回の上場まで何年かかったか | 4年 |
直近で社名変更があったか | F |
再上場か | F |
公開株数 | 851000株 |
公募数 | 430000株 |
売出株数 | 310000株 |
売出株(オーバーアロットメント)数 | 111000株 |
公募株比率 | 50.529% |
上場市場 | マザーズ |
公開価格 | 2570円 |
最低取引単位 | 100株 |
資金吸収額 | 2187070000円 |
発行済み株式数 | 4210520株 |
公開時の時価総額 | 13008106400円 |
新株予約権による潜在株式数 | 288960株 |
上場直後の新株予約権による潜在株式数の割合 | 5.709% |
決算はこちらのサイトによると毎年増収していますね!
マザーズからの資金吸収額は20億円
時価総額は130億円
ストックオプションは上場直後で5.7%とあまり多くない
このサイトから株主を見てもベンチャーキャピタルは見当たらない
こちらは大きく値があがりそうな株ですね…!
明日の値動きを楽しみにしたいと思います!
それではまた!